ハイテンション組の2人旅

「「はぁ、2人旅だぁ〜〜!」」

と叫んでいる、ハイテンション2人組みであった。






〜  ハイテンション組 〜

「まき姫、2人で大丈夫かな?」

「まき、道覚えてるから大丈夫だよ。」

と会話している、まき&たに子。

この2人が旅をしているのにはわけがあった。

 







 − ある日のこと ー




「私、あれが欲しい!!」

「まきもっ!!」

と2人はおねだりをしていた。

たに子とまき姫が欲しいのは学生かばん(スクールバック)だった。 




「お前ら、それくらいいじゃねぇか。」

とさとしは言った。

「違うの!この店、今日プリクラ半額なの!このかばんも、30%オフなのっ!だから欲しいのっ!!」

「まきもっ。あれ欲しいんだって!さとしぃ、買ってよ。」


「よし子もあれ欲しいのっ☆」





よし子の言葉に家族全員、唖然とした・・・。

「もう、買ってくれないんだったら、いじでも行くから。お金頂戴っ!」

「たに子、わがまま言うな。家の家計は苦しいんだぞ。そんなに買いたいんだったら、自分の金で買え。」

とさとしは言った。

「分かった、わ・か・りましたよ!自分のお金で買いますぅ〜だ!

 歩いてひとりで行きますぅ〜。もう、兄貴になんてたよらねぇ〜よ。」

「まきも行くぅ。」

と行って、家を飛び出した(?)たに子とまき姫だった。






そして今この状況にあるのだ。

 



「次、こっち。突き当たりにバス停があるから、そのバスに乗るの。」

と言うまき姫だった。

まき姫の言うように、突き当たったとこまで行った。




すると、バス停があった。

すごい記憶力なまき姫だった。

「へぇ〜。本当だぁ〜。このバスに乗って、行けばいいんだ。」

「うん、それで15分で近くまで着くよ。」

「まき姫、すごいね。」

「へへっ v^○^v。」

と言いながらバスに乗った、まき姫とたに子だった。




そのころ、家では・・・?


「あぁ、行っちゃったな。まぁ、大丈夫だろ。」

「たに子なら、死ぬことは無いから、心配ないけど・・・。

 まき姫は大丈夫かしら?」

とまき姫を心配するよし子。

「まき姫も心配だけど、たに子も心配だよ。」

とたに子をかばうよしお。

「大丈夫よ。たに子なら夜中遊びに行かせても、誘拐されることは無いから。」

「同感だよ。お父さんは心配しすぎだよ。」

「・・・そうかな?」

と話している、家族達だった。




その時、

「まき知らない?!」

とみほばぁが来た。

「「あぁ、さっき、出かけたよ。」」


「今日は美容室に行くって行ってたから、予約入れておいたのに・・・。」 

((あぁ、なるほど。それで帰ってこないから、心配してたんだ。))

さとしたちは、まき姫に行かせるんじゃなかったと後悔していた。





と思っていたら・・・。






「せっかく、いい男にめぐり合えると思ったのに・・・。」

((そっちですか?!))

さっきの後悔はどうなったのやら・・・。

「まぁ、帰ってきたら、うちに来るように言っといて。」

「「分かった。」」

とみほばぁのキラキラ目が家族みんなの目に妬きついた。




「ポポッポポッポポッポ。ポッポッポッポッポポポパ〜。

(ばぁさんと逸れてしもうた。だれか捜すの手伝ってくれ〜。)」

と走りながら来た、ポン太郎。


「ごめんねポン太郎。ご飯無いの。」

と言うよし子に

(ちがぁーう!ばぁさんさがしじゃぁーぼけぇ!!)

 と思いつつとぼとぼと帰っていった。

 
と言う感じなのだ。





みさばぁは

「ポン太郎はどこに行ったのかしら。」

とスーパーマーッケットにいた。

「お友達のところでも、遊びに行ったのかしら?」   

と思い、探すのを止めた。






 まき姫とたに子は・・・

「「つ・・・ついたぁぁぁぁぁぁ」」

と言っていた。

やっと、店に着いたのだ。

「まき姫、スクールバック、探しに行くよっ!」

「えいやっさ!」

と欲しいものを探し始めた。



 
スクールバックを探して・・・ 



1時間後、2階の店。
 

「「無いよぉぉぉぉ。なんでぇ〜?」」

とやっと着いたと思ったら、お目当てのスクールバックが無いのだ。

「あきらめないっ。」

とたに子はいい、店員にいい、かばんを探してもらった。
 
しかし、無いものは無かった。

たに子はそれでもあきらめず、店員さんに抗議していた←(やめろよっ!

すると、店員さんは2つスクールかばんを持ってきた←(あるのかよっ!

「ちっがぁ〜う。これじゃなくて・・・」

というたに子の言う声が何回も聞こえた





「あまりにも遅くね?もう、6:00だぜ。」

茶川家ではやっと、2人のことを思い出した。←(忘れるなよっ!

そして、心配し始めた・・・ 





 が



 
「大丈夫だろう」

と言うことで、茶川家ではたに子とまき姫の話をやめた。

((本当に大丈夫かなぁ。))

と思う、よしおだった。




「やっと、買えたぁ。プリクラとって早くかえろ。」

「でも、もう、6:30だよ?大丈夫かな?」

「大丈夫だよ。7:00までにバス停にいこっ。」

「うん。」

と言って、ゲーセンに向かった、たに子とまき姫だった。



「ハイチーズっ。」

パシャ! 

もう3回も撮っていた。←(いくら持ってるんだよっ?

「もう、かえろ。行くよ、まき姫。」

「はぁ〜い。」

そして、2人は走ってバス停に向かった。




「何回見ても、ごく○んは楽しいなぁ〜。終わったのはホントにいやだな。もっと、続けろよな。」

と言っているさとし。

「私の教え子を・・・よくも可愛がってくれたな・・・」

と言ったよし子。

そのよし子にさとしは殴った。

「ヤン○ミの真似すんじゃねぇ!つーか、全然似てねぇー。」

と言われよし子はショックを受け、自室に戻った。





そんなことやっていると・・・





「「たぁーだぁーいーまぁぁぁ〜〜」」

家中にハイテンション2人組みの声が響き渡った。

「近所迷惑も考えろ。それに俺、明日練習早いんだから、大声出されると寝れないんだよっ!」

たに子とまき姫はそれを無視・・・。

「話を聞けよっ!」

それも聞かずに子供部屋(?)へ行った。

「無視すんなぁー!」



「明日から、このカバンでいこ〜よ。

あっ、そうそう、プリクラ、分けるね。」

「うん。」
と言いながら、2人でしゃべっていた。




「今日の晩ご飯は、私が作るわっ!」

と宣言(?)していた、よし子。


「「それだけは、やめろぉーー!」」
と叫んでいる、さとしたち。

「今日はうちらが作る。心配させたし・・・。」

と言う、たに子。

その隣にはまき姫がいた。

「「えっ?!」」

と家族全員が驚いている間に、調理に取り掛かった、たに子とまき姫。

((おかしい!絶対、おかしい!))

と家族全員、思っていた。




そして、晩ご飯のおかずは、味噌汁と焼き魚とご飯だった(お漬物も・・・)。


「味噌汁はまぁまぁだな。魚は少し焼きすぎ・・・ん?・・・ところどころ生ぁー?」

と感想を言っているさとし。    
     
「つべこべ言わないでよ。」

と言うたに子。

「そうそう。」

というまき姫。

「・・・お金、揚げるから(?!)元気出してっ。」

と言ったよし子。

この2人が、元気じゃないと、調子が狂うらしい(家族全員だが・・・)。

だが、にっこりと笑うたに子とまき姫。

さとしとよしおが罠だと思ったときはもう遅かった。

よし子はまき姫とたに子にそれぞれ1000円渡した。

すると・・・

「「作戦成功!お金は貰ったぁ!」」

と言い、部屋へ戻った、たに子とまき姫だった。

そのとき、よし子は

「作戦って何?」

とまんまと罠に、はめられていた。




「まき、もう帰るね。」

とまきが言ったときは、もう9:00過ぎだった。

「あっ、そうだね。んじゃ、明日ね。」

「「バイバイ」」

といい、2人は別れた。

2人旅(?)はこうして終わった。





「疲れたなぁ。もう寝よ。」

と独り言をたに子が言っていると

「疲れたのはこっちだ。お前がいないせいで、洗濯物とか全部俺に回ってきたんだぜ?

大変だったんだぜ?なのになんでお前は、金がもらえるんだよ?!」

とさとしが愚痴こぼしていると。


「テクニックよテクニック。」

とたに子は自慢げに言って、布団に潜り込んだ。

さとしは、怒りながらも、寝た。


次の日、また2人旅が始まった・・・。←(誰が旅をするかは、想像でいいです。





★☆アトガキ☆★

長くなりましたが、終わりました。

みさばぁの出る場面が少なくてゴメンなさいっ。

今回の中心はやはりたに子とまき姫です。

意味不明な内容ですが・・・。

次は、よし子を中心にしてみたいなぁ・・・と思ってます。

楽しみにしててください。

よし子を中心にしてみると、どんな小説かなぁとわくわくしている

風佳でした。