後編。
「うっわー! すごーい!!」
ここはホテル。
さらに修飾すれば豪華ホテルである。
「ほんとにこんなとこに泊まるの!?」

留守番組は。
「うわーん。ヒマだよーっ…」
とかよしこが言っていたりするのだが。

ポン太郎は。
「ポォォォォォォォンっ!! ポォォーン!!?(どこだー!! ばあさーん!!?)」
とか叫びながら走ってたり。

「ベッドもふっかふかー!!」 とか、 「広いー!!」 とか色々と叫んでいたりするまき姫たちは。
ふとポン太郎のことを思い出した。
「たにこ、ポン太郎、どうなったんだろ?」
「さあ? その辺にでも落ちてんじゃないの?」
たにこまで酷いことを言い出したから大変だ。
「そだね」
と、さらりと流すまき姫もすごい。
「あれ? おばあちゃんは?」
いつの間にかみさばあがいなくなっていた。
「ポッ、ポォォン…。(もうだめだ…)」
ポン太郎はとぼとぼと異国の地を歩いていた。
なぜ異国かと言うと、飛行機についてきたからだ。
ばったり倒れそうになったまさにその時、
「ポン太郎?」
と声をかけられてのだ。みさばあから。
「ポン…(嗚呼…)」
とか言ってたら連れて行かれた。

「「あー!!」」
散歩から返ってきたみさばあの腕の中にあったものとは…。
そう、ポン太郎である。
「ポン太郎ー!!」
「よかったねー! 無事だったんだー!」
もうすでにその時には、「どうしてここに?」と言う疑問は封印されていた。
「よかったわねぇ」
「そうねぇ…」

その頃、留守番組は。
「さーみーしーいー(泣」
とかいってよしこがさとしに抱きついていたりする。
「でもでもおばあちゃん、ポン太郎、見つかったら危なくない?」
「大丈夫よ。ポン太郎だしねぇ。某マンガの略のぬいぐるみです、って言ったら大丈夫でしょう」
みほばあ、それは禁句です。
「なーるほど」
納得すな。

そして、色々あって、ほんっとーに色々あったのだが、旅行は幕を閉じた(早ッ!!


「たっだいまー!!!」
「おかえりーvv」
「キモっ」
「っるっさいな、別にいいだろ!」
「いきなりグレんなよ…」
「で、お土産は?」
「これ」
そう言って差し出されたのは―某マンガの略のぬいぐるみ―ではなく、ポン太郎だった。
「はぁ!!?? コレポン太郎じゃんっ!! どこがぬいぐるみだよ!!」
「連れて帰ってきただけありがたいと思え」
「誰だよアンタ」
「というわけで、入れろ」
「いやだ」
「入れろってばー!!」
「いーやーだーっ!!」
この押し問答が小一時間。 無事に入れました。

−−−−
アトガキ。
すいません…。
色々略しちゃってすいません。
ほんっとーにすいません。
だったら書けとか言わないでくださいお願いしますからぁぁぁ…。