緊急!
ポン太郎一家…もとい茶川家に来客です!
名前はというらしいです。


とある一日の騒動。


「わー、じゃん! 久しぶりだねー!」
たにこが言う。
「え? 誰誰??」
全く分からないよしこ。
「なんだ覚えてないの? やっぱバカだなー。…もうボケが…」
たにこがからかう。
「っるっさいッ! …あ、お客さんの前で何言ってんの?」
よしこが訊くと、たにこは
「その客の前で「コイツ誰?」って訊くのもどうかと思うなぁ?」
「………」
「まァいいよ、許す」
「てめぇ…ッ!!」
何かよしこのキャラが壊れかけた所でまき姫がよしこに水をぶっかけた。
はくすくす笑いながら「相変わらず凄いね」と言った。
「…どういたしましてv」
「いや、そこほめてねぇよ!」
「ポーン!(誰じゃ?)」
「あ、ポン太郎、まだ居たんだ?」
…怖いよ」
「そんなことないって。気のせいだよっ!」
「「「………」」」
と、また一人増えた。
「あら? お客さん? …ちゃん!」
「えぇ!? みさばあ、知ってるの?」
「知ってるも何も…前住んでたところ(街中。かなり変な目で見られてた)で友達として一緒に遊んでたじゃない。
 たにことまき姫と」
「マジィ!?」
みさばあの証言にさらに驚くよしこ。
全く覚えていないようだ。
「…あ、そうだ。今日はどうしたの?」
「いや、なんとなく」
キッパリとは言った。
「………」
「あ、きょ、今日って何月何日だっけ?」
突然よしこがフォローを入れたが、訳が分からない。
「何だよそれフォローになってねぇじゃん」
早口にたにこはツっこんだ。
「!!! …ぅわあああん! さとしー! たにこがヒドいの…っ!」
「どうした!? 何をされたんだ!?」
突然のよしこの叫びに飛んできたさとし。
…ありえねぇ。
「そんな…とても私の口からは言えないわ…」
と言いつつチラリとたにこを見て、ニヤリと笑った。
「…っ!! 演技すんな!!」
「あ、今日は7月19日ですね」
「調べたのかよ!!」
たにこのツッコミが炸裂。
「いや、ちょっと待て。今日が7月19日なんだな…? と、言うことは明日の誕生日じゃんっ!」
「そーなの!? なら泊まって行ったら!?」
よしこが復活し、叫ぶ。
ポン太郎は明らかに蚊帳の外だ。
…って今更だが。
この小説の主人公(?)なはずなのに。
「だいじょーぶ! 私達がしっかり誕生日会の準備しとくから! しっかり寝てて!!」
「いや、あの、今真昼…っ!?」
はばったり倒れてしまった。
「さー準備するわよぉっ!!! さとし、しなさい!」
「俺かよ!?」
「私にさせたらどうなると思う?!」
「開き直るな!!」
さとしのツッコミ、覚醒。



「ふー…寝すぎて頭痛い…別の原因もあるだろうけど…」
ちょうど次の日の朝、は目覚めた。
「あー! ちゃん! 目ぇ覚めた!?」
「客に薬嗅がせて何言ってるんですか!!! 寝てたというか気絶してましたよ!!」
「あれー、おっかしいなぁ…ちゃんと薬の量は調整したのに…」
「そういう問題じゃねぇよ!!!」
のツッコミも炸裂。
キャラ変わってます。
「きゃーちゃん怖いーw」
「………」
嬉しそうに言うよしこ。
「なーにやってんのー? とっとと下りてこいやコラァァ!!」
たにこ遂にキレる。
「あ、そうだった。早く来て!!」
「遅いよ…」
ずるずると階段を下り、目にしたのはクラッカー。
「!!」
嫌ぁな可能性に気付いたがさっと身を引く。
すれすれのところでクラッカーをかわした。
「じゃぁ、改めて…」

「Happy Birthday!! !!」
「…有り難う」

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おまけ…。(会話のみ)
「あー! それあたしのだってばーッ!!」
「俺のだっっ!!」
「…それ…クソ婆が作ったのだぞ…」
「「マジィ!!??」」
「あぁっ!! 私の愛の料理を投げないで…!!!」
「これはホントにわたしの誕生日祝いなのか…?」
「しょーがない…必殺!―――「わーストップストップ!!!」
「たのしそうだねぇ」
「「「「「何処が!!??」」」」」
「はっ、今だァ! 必殺、よしこアタ―――ック!!!」
「ネーミングセンスねぇよ!!」
「ポォォォォォォォォンッッ!!!」


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アトガキ。
あぁ…大変なことになってしまいました。
捧げ物なのに…。
つか一気に二人へ☆(ぇ
省略しちゃってすみません。
皐月とミケの誕生日祝いに捧げます。
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