ポン太郎一家 よし子の夢物語




「「おやすみ、よし子。」」
とさとしたちに言われ、爆睡してしまった、よし子だった。
それが、よし子の悲劇(?)だとは知らずに・・・・。



(ここは・・・?)
よし子が気が付くと、台所にいた。
机の上には、野菜や果物などが並べられている。



(私に料理しろってことかしら?)
とよし子は勘違い(?)をし、台所にたった。



そして、大根と人参などの野菜を切り始めた。
そしてフライパンでいため始めた。
そこまでなら、許せるのだが・・・。




そこに、味噌・マヨネーズ・ケチャップなど
いろいろな調味料を入れ始めた。
よし子は、それが楽しくなって、その中に卵などを入れた。




「完成っ!」
とよし子は言った。
中はどう見ても、そこら辺にあるものを煮込みましたってみたいな感じだった。
よし子は、よしお・さとし・たに子たちを呼びにいった。
(私の自信作だわ。)
そんなことを思いながら・・・。






「何?これ・・・。」
そう発したのはたに子だった。
「すっげー色だな。」
「ポポポポン。(食べられるのか?)」
「どう見ても・・・。」
といろいろ3人が言っていると。
「つべこべ言わずに食べてよ。私の最高傑作なんだからっ。」
と言われ、3人は食べようとした。
が、よし子は先のことを考えた。




よしこの先の考え




「これまずい。いらない。」
「食べなければ良かった。」
 


こんなことを考えたよし子。
最高傑作であるらしいのだが・・・。





「目隠しして食べて。」
よし子はそういった。
たに子は、何かのゲームだと思って
「分かった。目隠しして食べる。」
といってタオルを持ってきた。
「兄貴達もするでしょ?」 
とさとし・よしお・ポン太郎は言われ
「うん(ポン)。」 
そう答えてしまった。






「先にポン太郎が食べて。」
とポン太郎は言われた。
今、皆は目隠しをしているのだ。





ポン太郎は、よし子の料理に舌をつけた。
するとポン太郎は
「ポ・・ン(ま・・・ず)」
と小声でいい、たおれてしまった。




「次はたに子。」
「よしっ、食べるぞぉ。」
そうして、たに子は、よし子の料理を食べてしまった。
「ありえない・・・。」
そして、たに子も倒れた。






そうやって、次によし男、さとしたちがバタバタと
よし子の料理のまずさに倒れてしまった。







よし子は自分の料理を食べてもまずいとも感じなかった。
そして、よし子は目隠しをとってみると、みんな倒れていた。




「私の料理に感動したんだ。嬉しい!」
勝手にそう思い込んだ。 
「皆、残しちゃって。」
そう呟いていた。
(ポン太郎が一番美味しかったみたいなこと言ってたような気がする)
勝手にそう思い込み、ポン太郎の口の中にはよし子の料理が
入っていた。





それから、ポン太郎がはいてしまったと言うことには無理もないが・・・・





「大丈夫・・・?ポン太郎・・?」
と呟いていた。
「今日は、ステーキじゃなかったね。」
とたに子はそう言い、まき姫と1階へ行った。 






「夢・・・だったの?」
よし子はそう呟き、体を起こした。
そして夢のことを思い出し
「今日の料理は私が作るわ!」
そう言って1階へ行った。
さとしたちが拒否したことは言うまでもないが・・・。






★☆アトガキ☆★
こんにちは。
よし子の夢物語を書かせてもらいました。
雑のような感じなのですが・・・。
生ゴミ処理機と言っても、限界がありますよね・・・。
可愛そうなポン太郎です。(自分で書いておきながら・・・)
よし子を中心に地球をまわした小説を読んでみたいです。
この小説は、その一部みたいなのです。
また、読んでくださると嬉しいです。
千夏でした。